北陸新工場のご紹介
北陸支店に、多種多様なニーズにお応えする製造工場を新設しました。
北陸支店にも生産拠点を持つことで、北陸の企業様に対しても納期・コストの面で今まで以上にメリットのあるご提案が可能になりました。多品種、小ロット、高精度の製品を提供し続けて90年、これからも測定環境の充実、最新式の機器、熟練の技術を通じて、お客様のあらゆるご要望に応えて参ります。
こちらでは、そんな北陸工場についてご紹介をさせていただきます。
北陸工場で実現可能な新技術のご紹介
本社工場では、ミクロンオーダーの高精度ローラ、特殊形状(溝)加工等で様々な業界の要望にお応えしてきましたが、北陸工場では、新たな設備による新技術と今まで以上の生産能力を備えることにより、鏡面加工や長さ3000ミリまでのローラも対応可能となりました。
鏡面加工
近年、ロール表面の粗度についてより精度の高い仕上がりが求められています。
長年、乾式・半乾式による研磨、研削加工でお応えしてきましたが、今回新たに湿式の技術を採用することで、更なる領域の面粗度が提供可能となりました。
より長尺なローラの加工
自重によるタワミが出やすいとされる細長いローラの加工には絶対的な自信を持つ当社ですが、今回新たな機械を導入したことで、3000ミリのローラまで対応が可能になりました。
更に、システム制御により、高精度での加工測定が自動で出来るようになりました。
微振動への対策
生産機器の稼働によって発生する微振動は、高精度・高品位・微細な加工を行う過程において、場合によっては好ましいものではありませんでした。
今回、機器1台を独立させた床に設置することにより、微振動への対策を徹底しております。
測定環境の充実
365日24時間、温度20℃・湿度50%(JIS規格における標準状態)に保たれた環境下で、精度の高い測定を行うことが出来ます。